アンゴラ(概況) (宿、町、道路情報は下の方にあり)
滞在 2004年12月3日(金)入国〜2004年12月25日(土)出国
概略
旧宗主国はポルトガル。ガボン、コンゴと、フランス語圏が続いたため、ついつい、メルシー(ありがと)などと出てしまうが、オブリガードと言わないと通じない。朝は6時には人々は活動を始め、お店は8時ごろには開きはじめるようす。シエスタはない。
入国ビザ
取りにくいことで有名だが、ガボンのリーブルビルで取得できた。CFA40,000, CFA60,000 (refer to 'Gabon.doc')。コンゴのポイント・ノアでは、2005年1月頃、取得できなかったという情報がある (refer to 'Congo.doc')。東アフリカでは、ザンビアのルサカで2005年6月に、日本人が取得に成功している。しかし、ザンビアのあと、南部アフリカを回ってからアンゴラへ入国する場合、南部アフリカを回ってからザンビアに戻り、申請した方が予定を立てやすいだろう。幸い、ボツワナ、ナミビア共にビザ不要、ザンビアもリビングストンの有名宿に予約を入れれば、ビザ代が無料になる。
注意;
2005年暮れ? ガボンのリーブルビル、アンゴラ大使館でダブルビザをすでに発行していたようす。
人
女性は南米を想起させるラテン系の美人が意外といた。ここには、英語を話せると「言う」人はよくいるが、英語を「話せる」人はあまりいない。whの質問をしているのに「yes」と答えてきたり、と頓珍漢な会話がよく展開される。店ではよく、白人プライスを吹っかけられるが、一般の人は、カメルーン人のように、だまそうとする感じはない。純粋に親切である。警察は市民からも評判が悪く、賄賂を盛んに要求してくる。しかし、手口は幼稚で、ここまで長旅をしてきた人なら、軽くかわせる。
気候
南半球なので、単純にいってしまえば日本と逆。(僕のいた時期は)日差しも強く、一日、1〜2Lくらいの水は軽く消費する。それでも雨が夜を中心に、たまに降ったりする。年間降水量は少なく、中部アフリカの熱帯雨林はもう抜け出てきたといえる。雨季雲(?)ともクロスオーバーしてきた感じか。
経済
通貨:kz(クワンザ) $1=kz89 (2004年12月)
半年ほど前は、$1=kz85 だった。
ガソリン kz34/L、軽油 kz25/L (国内統一価格)
ガソリンはかなり安いが、かなり品薄で、売ってても長蛇の列。闇ガソリンは、kz80/Lくらいには跳ね上がるし、質、量、ともに怪しい。ガソリン代は、一年前kz12/L、半年前kz20/Lだったので、年々、上昇してきている。
缶ジュース、ビール:kz50〜100/340ml、パン:kz10〜25/個、水:kz100〜200/1.5L、串焼き牛肉:kz50/本、トマト:kz40/小4個、牛乳:kz150/500ml、レストランの食事(ビーフ):kz600、パック入りワイン1L: kz160(白人プライスkz2000)
ビールが小ビンばかりになり、値段も(相対的に)一気に高くなる。アンゴラの飛び地、カビンダの商店は意外と安かった。南下するならここで食料を補給するのがいい。プリムスが飲めるのもここが最後。商品の値段は、白人には高値を吹っかけてくることがある。露店は高い。値札が明示されているスーパーへ行くのが一番いい。スーパーの値札は小数点以下二桁まで表示していながら小数点が書いてないので、一瞬、金額に度肝を抜く。支払いは$払い可。ただし、レートは店が算出し、端数は切り捨てるので、損する恐れあり。
アンゴラ人は算数が苦手なのか、お釣などをよく間違える。おかげで、得をしたこともある。値引き交渉などは、$払いをKZに、あるいはその逆を仕掛けて、端数を切り捨てるなどして交渉するのが一案。彼らは、旅行者との駆け引きにあまり慣れていないようなので、こっちのペースで強気に話を持っていけば、かなりうまくいく。
ATMはない。ルアンダで見かけたが、クレジットカード等は多分使えない。ルアンダのストリートチェンジャーを通して、US$を買うことができたが、警察に見つかり、むしられた。銀行では、口座を持っていない人にはUS$は、なかなか売ってもらえない。逆は可能だと思う。
宿
ホテルはどこも高い。安くても一泊kz1500 (約1740円)はする。予算としては、一泊$20〜50は見積もっておくのが無難。ホテル自体は金額のわりに貧弱。野宿できそうな場所はたくさんあるのだが、地雷が残っているそうなので、それもできないのが残念。
道路
カシト−ルアンダ(首都)間、ナミベ−ルバンゴ間以外は、基本的にボコボコのアスファルトかダートと思っていい。
公館・ショップ
イミグレ
首都ルアンダでビザの延長をした。月曜日申請、毎日通って、金曜日にやっと受け取れた。一週間はかかる、という噂を聞いたので、まだいい方か。「*時まで待て」「明日、もう一度来い」などで、毎日イミグレでストレスを溜めて過ごす。トランジットビザだったこと、住所不定だったことも面倒な要因だったのかもしれない。
15日トランジットビザ→15日延長(トランジットビザの取り直し)
kz4350+ドキュメント代kz670(金額もころころ変えてきたので、ボラれた可能性あり。)
ボスとの面接、滞在先の確認などあり。発給日が申請した翌火曜日にされており、延長は実質15日もなかった。
ルアンダのイミグレ (S08°48'45.2" E013°13'23.3") 要塞の裏の坂の上。英大使館の近く。
日本大使館
2005年ルアンダに開館されたらしい。国連での日本への賛同票をかせぐためらしい。
バイク屋
首都ルアンダに、バイクのショールームのあるショップを何件かみかけた。しかし、この国でまともに修理をすることは無理だろう。ジャンク屋街もあったが、スクーターなど、小型バイク向けのパーツばかりだった。そして、白人一人で行ったら大変危険な場所でもある。かろうじて手に入ったのが、ジェベル250に合うバッテリー。12V4AH(海賊版?) $30(値引きしてkz2500)。
バッテリーを買えた店: ESPLANADA Longa Vido (S08°49'42.3" E013°13'19.6") ここはジャンク屋街ではないので安全。
その他
ガボン以来(以南)、ポリスチェックの際、ビザも見ようとするので、パスポート提示はカラーコピーでは不可。
ローカル語
キコンゴ(ゼト周辺)、ンボンド、チョーコエ、ガンゲーラ、ギボンド(ルアンダ周辺)、フィヨット(ガビンダ周辺)
それぞれ全く似ていないそうで、アンゴラ人同士でも、町の人同士ではローカル語で会話するが、他の町の人とはポルトガル語を使ったりするという。
キコンゴで、「ありがとう」は「ントンデンデ」と言うらしい。
アンゴラ(宿) ANGOLA (hotel)
カビンダ(Cabinda)>
Feliciano R. da Costa (S05°33'26.4"E012°11'23.1") W$40
トイレ、ホットシャワー、冷蔵庫、TV、エアコン、P(ゲート内)
ソヨ(Soyo)>
LANCHONETE Yete Yete (S06°07'31.5"E012°21'29.4") S$10(要交渉)(nego.)
共同シャワー・トイレ、P(ゲート内)
上記のGPSポイントは、つぶれた?レストランの方で、そのオーナーの母屋?の敷地に泊まれる部屋がある。レストランの筋向かい。断水、停電のときあり。半年前の日本人ライダーは$25で泊まった?
ゼト(N'zeto)>
Pencion Ana-A-Costa (Filho da Costa) (S07°13'54.4"E012°51'43.8") W$20 or kz1600
共同シャワー・トイレ、P(ゲート内)、英語不能
ホテルの近くに韓国人の医者が住んでいる。
ルアンダ(Luanda)>
Club Naval de Luanda (S08°47'53.8"E013°13'27.3") テント無料(tent free)
共同シャワー、共同トイレ、P(ゲート内)
宿泊施設ではない。マリーナの敷地内に特別にテントをはらせてもらう。ここの人たちは親切で、信用できる。夜はマリーナ近くのレストラン?で、一晩中、大音響を鳴らして騒ぐことが週に一二度ある。黒人も大勢たむろするので要注意。
スンベ(Sumbe)>
SABON DA NOTTE (S11°11'57.8"E013°50'35.3") W1800kz
共同バケツシャワー・トイレ、P(ゲート内)ただし狭くて入れるのが少し大変。
バケツシャワーの水は、雨水を溜めた?汚い貯水池の水を汲む。
ベングエラ(Benguera)>
Pension O Escondidinho (S12°34'36.1"E013°23'56.8") W$40 or kz3500
共同ホットシャワー・トイレ、エアコン、TV、P(ゲート内)
海がわりと近い。他の宿はどこも$50以上していた。$40をクワンザに換算させて、端数を切り捨てさせた。
キレンゲス(Quilengues)>
Luciano Domingo氏のホテル(廃屋?)(S14°04'28.1"E014°04'26.8") (S4000kz)
共同バケツシャワー・トイレ、P(建物の中)、建物(部屋)に鍵なし。
「無料だ」というから決めたのに、荷物を下ろしてから紙に料金を書いてよこしてきたので、ふざけるな、と突き返し、無料で泊まった。ただしお化けが出そうでちょっと恐い。
他の宿(Quilengues)
Casa Comunica (S14°04'29.1"E014°04'24.3") W1500kz
共同バケツシャワー・トイレ、P(敷地内)
食堂の人が凄まじく汚い部屋を貸してくれるらしい。
ルバンゴ(Lubango)>
Conplexo Habitacional e Social do Lubango (S14°55'32.4"E013°30'10.7") S$30 or kz2700
ホットシャワー、トイレ、テレビ、扇風機、P(敷地内)、英語OK
スーパーは向かいにあり。隣接したバーではビールがkz25/杯。
シャンゴンゴ(Xangongo)>
Pension Escola (S16°44'43.1"E014°58'30.6") S1500kz
バケツシャワー・トイレ、P(ゲート内)、英語OK
レストラン併設
アンゴラ(町)
カビンダ>
本土より物価安い。町の中心にチェンジャー多し。プリムス(コンゴのビール)を目にした最後の町(本土では看板は見たが、ビール自体は見なかった)。一方通行多し。インターネットは"Maiombe Hotel"斜め向かいにある図書館の一角にあるらしい。
ビール(340ml) kz55..70/瓶、サーディン缶kz160../個、
ソヨ>
ホテルはほとんど$100〜、ガソリンはなかったり、スーパーは見当たらず、高そうなレストランばかり。船が8時間もかかっていなければ、通過したい町。道では数十mおきに缶ジュースや缶ビールを並べて売っているが、ぬるかったり、kz60〜100と、価格も数十m動くだけでバラバラ。
缶ジュース・缶ビール kz60..100/缶、瓶ビール(330ml) kz100..150/瓶、丸パン kz10/個、水(1.5L) kz200/本
ゼト>
寂れた街。ホテルの近くに韓国人の医者が住んでいた。アジアの人間が来たことで喜んでくれていた。この町の小さなガキでも、日本というと、トーキョー、ヒロシマ、ナガサキ、の地名が出てくる。原爆は今でも、こんな辺境の地?でも語り継がられている様子。
瓶ビール(340ml) kz50..100/瓶、バッテリーチャージ kz100
ルアンダ(首都)>
憲兵隊は信用できるが、警察は市民からも信用されていない。実際、ルアンダ滞在中、三度はやりあった。警察署の前で警備している警官すら、ゆすりをしてくる。多くは、金の要求の仕方が幼稚なので、強気で行けば、まず切り抜けられる。しかし、両替の現場を取り押さえられたときは、手錠まで出してきて、金をむしられた。ルアンダのストリートチェンジは危険。
白人が立ち入ると危険なエリアがある。コンチネンタルホテルを背中に海の方を向いて左手の方の区画。廃虚ばかりだが、屋台が立ち並んでいるので、ついつい行ってしまいたくなるが、現地の人や憲兵隊に「危険だ、狙われているぞ」と何度も注意をされた。暗くなったら出歩かないこと、これも現地の人にも言われた。信用できる現地人がいたら、いっしょに行動する方がいい。
マリーナの人たちは親切で信用できる。出かける時、彼らに同行してもらえる時は頼むにこしたことはない。夜はマリーナ近くのレストラン?で、一晩中、大音響を鳴らして騒ぐことが週に一二度ある。黒人が大勢たむろするので要注意。マリーナ入り口の船の修理工場にいるMENDES WALTER君は、英語が通じないものの、親身になって助けてくれた。
ネットカフェ Cyber CAFE “Las Antillas“ (S08°48'56.8"E013°14'13.2") kz200/h HOTEL TROPICO
の筋向かい。(マリーナから歩いて30分)
缶ビール(330ml) kz60../缶、瓶ビール(330ml) kz100../瓶、パン kz20../個、串焼き牛肉 kz50/串、トマトkz40/袋(小4個)、バッテリー $30 or kz2500/個
スンベ>
ホテル近くの市場で、屋台の飯屋がたくさんある。一食Kz250くらい。ビールは市場ならローカルプライス?のkz50(小瓶)で買えた。
ベングエラ>
わりときれいな海辺の町。海岸でも多くの人が泳いでいる。ホテルはたくさんあるが、ほとんど$50〜。スーパーは、あちこちにあり。チェンジャーも見かけた。
瓶ビール(小瓶) kz50/瓶
キレンゲス>
小さな寂れた町。なんとなく西部劇に出てきそうな雰囲気を感じた町。ちょっと旅人の心をくすぐられた。
瓶ビール(小瓶) kz50../瓶
ルバンゴ>
新しい町、といった印象。ルアンダのように大きなビルこそ立っていないが、同時に廃虚などもないため、怪しい雰囲気も感じない。ホテルの向かいにスーパーもあった。
シャンゴンゴとは別方向、ナミベ方面にあるシェラ・デ・レバへのツーリングも何とか予定に入れたいところ。5クワンザ紙幣のデザインになった峠道を楽しめる。
ネットカフェは(S14°55'09.2"E013°29'27.8")にあり。
シャンゴンゴ>
小さい町。商店はあるが、商品は全般に高い気もする。さらに100km先のオジバの方が全然大きい町。
水(1.5L) kz200/本、ビール(500ml) kz100/瓶、ビスケット kz50../個、牛乳(500ml) kz150/個、ビーフ kz600+tax/皿
アンゴラ(道路)ANGOLA (road)
(ボーダー)>カビンダ>ソヨ>ゼト>ルアンダ>スンベ>ベングエラ>キレンゲラ>ルバンゴ>シャンゴンゴ>(ボーダー)
この予定で進むと、昼過ぎにはすぐ次の町に着いてしまったり、ということもある。しかし、ブッシュキャンプができなく、また道が悪かったり、適当な距離の地点に適当な町がなかったりで、結局、この程度の間隔で町をはしごしていくことになる。
ボーダー(コンゴ共和国からの入国。一番西、海よりの国道を通過)
(コンゴ共和国出国時):賄賂の要求なし。イミグレ・カスタムともに無料。約半年前の日本人ライダーはコレラの保菌者でないことを証明するスタンプが必要、と言われ、CFA2000払い、アンゴラ入国時にチェックされたとのこと。また、半年以内にこれらの予防接種を受けていればスタンプは不要らしい。しかし、自分の時は何もなかった。
アンゴラ入国時:賄賂の要求なし。イミグレ・カスタムともに無料。ソンブレロのような帽子をかぶった、ラテンのようなのりの職員が明るく?迎えてくれる。バイクはナンバーをチェックされる。アンゴラ側にはチェンジャーがたくさんいて、近寄ってくる。
カビンダとソヨのイミグレで、レジストラサゥンが必要らしいが、カビンダで行った際、書類にサインし、顔写真を提出しただけで、控えやパスポートへのスタンプなど何ももらえなかった。金こそ取られなかったものの、これでは、こっちに何も残らないではないかと思い、ソヨでは行わなかった。
道(road)(距離はすべて、その日出発した町からの距離。電装系不良のため、一部距離不明。)
1 AAA(舗装)paved road
2 VVV(ボコボコアスファルト)paved road with big pits
3 vvv(軽度のボコボコアスファルト)paved road with small pits
4 FFF(フラットダート)flat earth road
5 HHH(ハードな?ダート)hard earth road
(ボーダー/border)HHH、AAA(カビンダ/Cabinda)
ボーダーから約40km?までボコボコのダート。何度か泥、水溜まりもある。その後、舗装路。三浦半島を思い出させる海沿いの道。カビンダの町中は一方通行が多いので注意。
(カビンダ/Cabinda)A〜〜〜A(ソヨ/Soyo)
船。カビンダ港前、朝6時集合。バイクはクレーンで積むが、クレーンが故障していて、タラップを使ってやっとのこと、積み込む。$10で話をつけていたのに、積み込みに人手がかかったりで、Kz900+$10ほど取られる。船で飲み物、食べ物は販売しているが、あらかじめ用意しておくにこしたことはない。ソヨに着くまで8時間はかかる。出港は月、水、土。ソヨでバイクを下ろす時は、板を渡し、何人かで押す。カビンダほどではないが、ソヨも陸の方がかなり高い位置にある。
半年ほど前の日本人ライダーは、バイクを船から下ろす時、とソヨ港を出るゲートで金を要求されたようだが、いずれも自分の場合は、何も要求されなかった。ソヨにはGSは小さい一軒があったがガソリンはなかった。
カビンダの船会社のオフィス(boat office) "GIRACAB"(S05°33'35.1"E012°12'29.0")、カビンダ港の入り口ゲート(port entrance) (S05°33'07.9"E012°11'39.0")
(ソヨ/Soyo)AFFF(マングラン/Manglan)FFF(ムクラ/Mucula)(分岐)FF(国道と合流)VVV(ゼト/N'zeto)
10kmは舗装路、それからずっと、土、砂のフラットダート。マングラン(60km)、ムクラの村で闇ガソリンを売っている(kz80/L)ただし、値段が村人によって言うことが違ってたり、量も、大きなボトルに見えないところで入れてから持ってきたりと怪しい。
ムクラ村で分岐。ミシェランのマップだと、ひたすら直進だが、直進すると、道が草で覆われてきて25km先のジンガーダ村?で海辺に達し、道が終わる。入り江の向こうが、もうゼトだが、漁師の小船くらいしかなく、バイクは無理。ムクラで東方向へ迂回する道を取る。17kmで、内陸からの国道にぶつかる。ここの交差点でも闇ガソリンを売っている(kz40/L)。ここからゼトまで25km、ボコボコのアスファルトを走る。ホテルにガソリンがある(kz20/L)と言っていたが、朝になって停電でポンプが動かない、と言いだし、町のガソリンを買いに行かせる。しかし、kz40/Lがkz50/Lに変わったりと、どうも胡散臭い。
ムクラ村の分岐(divergence)(S06°58'17.1" E012°50'11.3")、ムクラから17km先、国道との合流点(divergence)(S07°00'34.2" E013°03'46.7")
(ゼト/N'zeto)FHFF、vFvF(カシト/Caxito)AAA(ルアンダ/Luanda)
土のフラットダートがつづく。ただし、ゼトから20kmあたりにぬかるみ地帯がある。注意。76kmで、ポリスコントロール。81kmから、ボコアスと土ダートが交互に現れるが、わりと高速で走れる?カシトの町からルアンダまでは完全舗装路。
(ルアンダ/Luanda)AAA、FAFA、F(ポルトアンボイム/PortoAmboim)FA(スンベ/Sumbe)
ルアンダから内陸を突き進む幹線道路が、460km南(Waku-Kungoの南30km)の地点で橋が落ちており、艀も故障中で通行できないとのこと(約半年前の時点)。修復されているか定かでなかったので、海沿いの道を走ることにした。
スンベまで、ほとんどが舗装路。40kmに小さなGSがあったが、あとはスンベの町まで330km、ずっと見かけず。闇ガソリンならあったのかもしれない。80km地点で料金所あり。二輪はkz40。大きな橋のためか、NP内通過のためか、よく分からないが多分前者だと思う。130km過ぎたあたりから、舗装路ははたまに切れてダートになる。170kmから少しダート区間。265kmでポルトアンボイム。町を出て、少しダート区間あり。再び舗装路に戻り、スンベの町に着く。330km、休憩を抜けば6時間程度。GSは何軒もあるが、どこも品切れ。かろうじて一軒、ローリーからの補給を待って、買うことができた。
(スンベ/Sumebe)AAA、VFvF(合流地点/divergence)AAA(ロビト/Lobito)AAA(ベングエラ/Benguela)
88kmからボコアスとダートが交互に出てくる。しかし、147kmあたりから、それもだんだんマシになる。152kmで、地図にある合流地点に達する。このあたりから完全舗装路。243km?でロビトに着く。給油はここで待たずにできた。ベングエラには330km?、昼には着いた。GSにはガソリンのないところが多かったが、やっと見つけたところも、少し待てば給油できた。
(ベングエラ/Benguela)A、VFVF、AA、VFVF(カテング/Catengue)HH、VFVFvv(コンゴロイ/Chongoroi)FF、VVV(キレンゲス/Quilengues)
ベングエラからナミベ方面への海沿いの道はかなりひどいと聞いたので、これより内陸への道を取る。ナミベからルバンゴまでの道はいいらしいが。
ホテルから6kmほどでキレンゲス方面への分岐になる。大きな分岐だが、標識にキレンゲス方面とは書いていない。やがてボコアスとダートが交互に現れる。44kmから再び舗装路。しかしそれもつかの間、65kmあたりから再びボコアスとダート。80kmでカテングに着く。この町のGSで待たずに給油できた。ここまで、2時間。これより先、前夜の雨のせいか、道には、泥、水たまりが何度となく出てくる。107kmを過ぎたあたりから再びボコアスとダート中心の道。124kmを過ぎると、大分良くなり、ボコアスはたまにしか出てこなくなる。150kmでコンゴロイに着く。これより土のフラットダート。165km?あたりから、かなりでかい大穴が何度となく出てくる。要注意。169kmあたりから、大穴の数は減るが、キレンゲスまで215km、ボコアス。所要約5.5時間。キレンゲラのGSにはガソリンはなかった。
(キレンゲス/Quilengues)VHVH、HH、VVvv、FFF(カクラ/Cacula)VHVH、FH(トコ/Toco)FFF(ルバンゴ/Lubango)
キレンゲラを出ると、いきなりボコアスとガレ場が待っている。時速30km以下の低速走行を強いられる。9kmを過ぎてからは、泥や水たまりも待っている。12kmからはボコアスが中心になるが、25kmからそれもマシになってくる。35kmからやっと土のフラットダート。ここにたどり着くまで2時間弱かかった。54kmでカクラ。ここから再びボコアス、砂、水たまりに悩まされる。86kmあたりから少しマシになるが、深砂とフラットダートが続く。103kmでトコ、これより土のフラットダート。大分走りやすくなる。130kmあたりで、ルバンゴの町が見えてくる。145kmでルバンゴ。所要約5時間強。ルバンゴではほとんどのGSにガソリンがあった。
(ルバンゴ/Lubango)AAA(シェラ・デ・レバ/SerraDeChela)
片道約40km。ルバンゴの町中の道を西の方角へ進み、途中、丘の高台へ上る、斜め右手に分岐する道がある。これを上っていけばいい。北海道を思い起こさせる道を延々と進み、ポリスコントロールのようなところを無視して突破すると、いろは坂のような峠道が突然、眼下に広がる。これが噂の、シェラ・デ・レバ(のはず)。5クワンザ紙幣のデザインとなったところ。
(ルバンゴ/Lubango)AAvAAv、VVvv、FVFV、AAA、FVvvFV(カハマ/Cahama)AAA、FFF(フンベ/Humbe)FFF(シャンゴンゴ/Xangongo)
ルバンゴの町中の道を空港方面に向かい、空港の手前を右方向へ曲がればシャンゴンゴへの道。ルバンゴを出てから、基本的に舗装路なのだが、10、45、64、68kmなど、たまにボコアスが現れる。74kmからずっとボコアスになり、ペースダウン。114kmあたりからマシになるが134kmからボコアスとダート。148kmから舗装路。156kmからまたボコアスとダート。168kmからマシになるが、188kmからまた悪くなる。195kmでカハマ。給油もできた。これより240kmまで舗装路。そして、それからは白砂のフラットダート。275kmあたりからアスファルトもたまに出てくるが、基本的にシャンゴンゴ293kmまで白砂フラットダート。所要約5時間。シャンゴンゴのGSにガソリンはなかった。
(シャンゴンゴ/Xangongo)vvv、AAA(オジバ/Ondjiva)AAA(ボーダー/border)
95km?まで、軽いボコアス。しかし、それ以降、ずっと舗装路。100kmでオジバ。シャンゴンゴよりも大きな町。ホテルなどもあった。ここまで2時間?。ナミビアへは、この町の大きな十字交差点で右折する。標識はないが、右折方向が舗装路になっている。
(ナミビア編に続く)
謝辞
今回の宿やルート設定などに関して、約半年前、一年前にそれぞれ走っていた永原夫妻、滝野沢(荒木)夫妻からの情報が大変役に立ちました。この場を借りて感謝申し上げます。
************************************************************ (End)
All Rights Reserved: (c) seagull (seagulljapan@gmail.com)
Copying is free as far as my copyright is specified. That's welcome to
leave the copy at accommodations.
|